情報の選択性とRAS

こんにちは。

膵炎・腎臓病などの慢性内臓疾患を東洋医学と潜在意識を活用して、
自然治癒力を覚醒させる神成です。

 

病氣になった時は、その病氣の情報を集めるということを当然行うと思います。

今までも目にしていたかもしれない情報だったとしても、
実際に病氣になった時でなければそのような情報は頭には入ってきません。

たとえ話

分かりにくい方もいるかも知れないので、

例を出しましょう。

 

あなたが虫歯になりました。

とてもひどい痛み、早く歯医者に行かなければ・・・

と、仕事している時でも、通勤中でも無意識に思っています。

 

すると、いつも通っている道で、

あれ?

いつも通ってるこの道にこんなに何件も歯医者があったんだ。

なんて氣がついたりします。

 

昔から【アンテナが立ってる状態】とか表現されたりもしますね。

皆さんも経験があるのではないでしょうか?

 

このように人は自分が欲しい情報を、

無意識化で選択して脳に取り込むということをしています。

アンテナを変えていく

病氣になると、
人は皆不安になるものです。

 

自分の病氣や症状をネットで検索したり、
本から情報を集めたり。

 

自分の身に起こる体の変化を、
全て病氣からくるものだと思ったり。

 

ある程度は必要であったり、仕方ないです。

 

しかし、症状がなかなか取れない・ドツボにはまりやすい人は、

これが度を越してきます。

 

つまり先に書いたように、
【自分の病氣・病氣からくる不安】にアンテナがビンビンに立っている状態とも言えます。

 

なかなか治りにくい内臓の病氣や慢性疾患を抱えている方は、
このアンテナを変えていくと良い変化が出るかもしれません。

 

脳幹活性化

RASってご存知でしょうか?

 

知ってる~、という方はほぼいないと思いますが^^;

これは網様体賦活系と呼ばれる人体の器官の一つです。

 

どこにあるのか?

というと、それは脳にあります。

 

脳でも生命維持に直接関わる部位、脳幹。

この脳幹にRASは存在します。

 

このRASの働きは、

脳に入ってくる膨大な情報にフィルターをかけて、

必要な情報を脳に送るという役割を担っています。

 

これは非常に重要な役割で、

RASが働かないと必要ない情報も多く送られてきて、

脳がパンクしてしまいます。

 

しかし、

 

病氣・不安にどうしてもフォーカスしてしまう人は、

このRASが他の情報よりも病氣・不安につながる情報をどんどん脳に入れようという

フィルターがかかってしまっています。

 

なので、また病氣の情報をネットで検索して凹んだり、

病氣に対する不安な氣持ちを高めてしまう

 

するとRASがより一層そのように働くようになる。

 

悪循環ですね^^;

おわりに

当院は、上記のような状態をグルグル繰り返している患者さんが多くいらっしゃいます。

 

鍼・整体やワークを通じて、
このフィルターを掛け変えていく手助けをしていく。

ということを当院では行なっています^^

 

最終的には色々な外部の情報に惑わされず、
自分本来の求める生き方に氣づき、
自分の人生の主導権を持って幸せに生きてけるようサポートしていきます。