腎不全の治療の話

当院での腎不全・腎炎などの慢性腎臓病の治療は、高麗手指鍼という手指にはり灸を施す方法です。

 

「実際どんな風に治療するの?」

という方もいらっしゃると思いますので、説明していきますね。

 

まず、手指の腎臓に関連する場所を、入江FTという東洋医学的検査法で反応を診ていきます。

反応がありましたら、その反応に応じた処方を行います。

 

  

これは腎不全の治療になります。

写真の印が付いているところが、治療ポイントです。

はり灸をするところですね。

印の付いている部位は腎臓に関連するツボです。

腎機能が低下しているときに使う処方になります。

 

腎不全の患者さんは、他にも貧血や高血圧などの合併症もあるので、

それらの症状に対応する処方も加えていきます。

 

その時の患者さんのカラダの状態に合わせて鍼をしたら、

こちらのリクライニングチェアーに座っていただきます。

 

約30分、院内のBGMを聴きながらゆっくりしてください。

時間が来ましたら、鍼を抜きます。

 

再び入江FTで反応を診ます。

反応が消失、減弱していれば治療終了!

 

反応がまだ強く残っていたら・・・

お時間が許されるのであれば、もう一度鍼をしていきます。

 

二度目の鍼をすると大方、反応は消失・減弱します。

 

治療終了後次回の予約をとっていただく。

という流れになります。

 

ちょっと分かりづらかったかも。

 

疑問などありましたらお電話、メールでどうぞ。