東洋医学の肝臓と西洋医学の肝臓の違い その2

こんにちは!

武蔵野市の鍼灸・整体「かんなり治療院」の院長の神成です。

寒い日が続きますね、本当に!

何やら最強の寒波が来ているとかなんとか。

風なんかが吹くとたまりませんね。

東京は湿度が低いから、東北何かと比べても体感温度が低くて寒く感じることがあるそうですよ!

こういう寒い風にあたると、顔面神経麻痺になってしまうんですよね。

さて今回は、顔面神経麻痺の話ではなく、前回の続きで肝臓の話を。

【参考記事】はこちらから

さて、東洋医学で言う肝臓は、どのように考えられているのか?

一つ目は・・・

肝は血を蔵す

肝は、事故などで血液が失われたとしても補充できるように血液をストックしておく働きがあります。

これを「蔵血作用」といいます。

今、どこどこに血液が必要だというときには、肝が頑張ってくれるんです^^

全身の中でも肝の蔵する血は、目・筋膜・筋・腱・爪・子宮を特別扱いしてるので、肝に異常が出て肝血が少なくなる・滞ると、それらに異常が出てきます。

白内障・緑内障・老眼・筋肉痛・ぎっくり腰・子宮筋腫・爪が割れやすい、など

二つ目は・・・

肝は疏泄を司る

疏泄作用とは、人体各部において気が行う機能活動(「気機」という)を促進させる作用です。

【参考記事】はこちら!氣ってなんぞや?

また、この疏泄作用はココロの働きにも関係します。

この作用が低下すると、怒りやすい・鬱状態になりやすくなります。

まとめますと、東洋医学で言う肝臓は・・・

血を貯蔵して、循環量を調節。心を安定させるためにも必要な臓器なんですね!

同じ名前でもこうも考え方が違う・・・

面白いですね^^

JR武蔵境駅 徒歩2分 腎炎・糖尿病の駆け込み寺

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