慰安と治療の話vol.1

当院では慰安よりも治療に重きをおいて診療しています。

『慰安と治療の違いって良くわかんない?』

という方も多いと思います。


簡単に言いますと、慰安とはどこどこが痛いから治したいではなく、

『何となく気持ちよくしてくれればいいや。とにかく凝ってるところ揉んで』みたいな感じです。

患者さんというよりは、お客さんですね。


治療は、その逆です。

『痛み・苦しさを何とかしたい、無くしたい』という要望に応えるために、

施術者がこの患者さんの症状を楽にする為に一番良い治療をチョイスして施術にあたる。

(もちろん、患者さんと話し合いながら決めます)

だから、必ずしも気持ちいいとも限らないんです。

患者さんの痛み、苦しみをとる事を最優先に考えて行きます。

ぎっくり腰なんかで考えてみると分りやすいです。

何十分も揉まれるよりも、とにかく痛みをとりたいですよね。

ぎっくり腰なんかの場合、一時間近く揉んだりしてたら余計悪くなって、帰れなくなりますから。

(だから細かく時間設定してません)


だからと言って、つらい・痛い治療を無理矢理にゴリゴリする事はしませんよ。



とは言っても、このストレス社会、慰安的な治療も必要ですよね。


かんなり治療院、そこらへんをわきまえて、治療の中にも慰安的要素を、慰安の中にも治療的要素を、

という感じに治療させていただきます。