S・A様 50代 男性 会社員
2013年10月頃に膵炎と診断される。
4年前にも膵炎の痛みと思われる強い痛みがあった。
現在は、痛みは比較的落ち着いているが、
食後などに上腹部や背部に痛みが出るので、将来的なリスクの軽減と痛みの緩和の為に来院。
薬:フオイパン、コスパノン
血液検査:異常なし
画像検査:CT異常なし
初回〜5回目くらいまでは、膵炎による痛みの軽減を目的として、
週2回くらいのペースの治療。
処方:脾勝法、腎正方、F19、A12
整体による膵臓調整、骨盤調整、頭蓋調整。
1回目〜4回目まで全く変化せず。
正直やや不満そうである。
5回目の来院より痛みが軽くなるとの報告。
表情も以前より明るい。
その後、いきなり痛みがなくなるという事は無いが、
徐々に痛みがなくなり、日常で痛みが出る事がなくなった。
計14回通院して定期通院は終了。
今後はS・A様のから予約の電話あった時に施術するという方向へ。
〜考察〜
内臓疾患の調整の場合、肩こりや腰痛などと違い1、2回で体が変化するという事は少ない。
膵炎の痛みに関しては1回目から非常に良く効いて、痛みが減弱する方も多いが、この患者様の場合効果の出方が少し遅めだった。
症状がほぼ変化しないということで、不安もあったと思われるが、
理想の間隔で通院して頂いたので、最終的にはスムーズに体が良い方向へ向かったと思われる。
症状について詳しくはこちら
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