3.11の福島の原発事故で放射線物質のウラン・ストロンチウムなどが大量に飛散しました。
これらの放射線物質のうちストロンチウム90が膵臓にも悪影響を及ぼす様です。
2015年3月現在、あまりテレビなどでも福島の原発に関する情報も流れなくなりました。
私が住んでいる東京では、放射線物質による汚染については、 あまり考えない様にしているか、忘れようとしているという風潮がある様に思えます。
3.11のあとは放射性物質の種類や半減期、Sv(シーベルト)等の単位のことなど、 よく放送されていましたが、ほとんどの内容は記憶の彼方に行ってしまったので、 自身の為にも調べ直しました。
ストロンチウム90とは
Wikipediaによると、
ストロンチウム90はストロンチウム同位体の一種で〜云々〜高レベル放射線廃棄物、いわゆる「死の灰」の中に含まれる。
ストロンチウム90はβ崩壊によりイットリウム90になり〜云々〜。
こ難しいのでかなり省略しました。
2006年に放射線医学の名誉教授であるスターングラス教授がその事について話しています。
リンクを張っておくので参考にしてください。
私なりに要約しますと
- ストロンチウム90は、自然界にはほとんどといっていいほど存在しない
- ウランやプルトニウムなどの核分裂生成物として生成される
- 人体に有害な高レベル放射線廃棄物、死の灰に含まれる
- ストロンチウム90の半減期は28年
- 放射線としてβ線を出し、β崩壊する。
- ストロンチウム90は骨に集中する
- ストロンチウム90からイットリウム90が出来る
- イットリウム90は膵臓に集中して内部被曝を起こす
イットリウム90と膵臓
ストロンチウム90がベータ崩壊して出来る、イットリウム90。
これは骨ではなく、膵臓に集中してきます。
その結果、糖尿病や膵臓癌にかかりやすくなる様です。
おそらくは膵炎にもなるかと思います。
これらの情報がどれだけ信憑性があるかは分かりませんが、
膵炎・糖尿病をはじめとする膵臓疾患の原因の一つになりうるかも知れません。
放射線物質からの膵炎による痛みなどで悩む方が増えるのではないかと危惧するところです。
症状について詳しくはこちら
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