自律神経の働きと骨盤の動きの関係性について
自律神経と骨盤というのは、
非常に深い関わりがあります。
そして呼吸と骨盤も関係が深いのです。
呼吸の「息を吐く」を骨盤を後傾しながら行うと、
息を吐きやすいことがわかります。
骨盤を後傾している時というのは、
やや猫背気味になり、腹式呼吸で息を吐きやすくなります。
逆に「息を吸う」を骨盤を前傾させながら行うと、
息を吸いやすいことがわかります。
骨盤を前傾している時は、
胸を張るような姿勢になり、胸式呼吸で息を吸いやすくなります。
自律神経と呼吸の関係でも書いてあるように、
腹式呼吸は、リラックスさせる神経の副交感神経。
胸式呼吸は、緊張させる神経の交感神経。
という関係があります。
つまり、
骨盤を後傾しているときは、
副交感神経が働きやすい。
骨盤を前傾している時は、
交感神経が働きやすい。
気分を落ち着けたい時は、骨盤を意識的に後傾させてあげると良いという事。
逆に気分を高揚させたい時は、骨盤を全景させてあげると良いという事。
ただ普段から骨盤が後傾しすぎていたり、逆に前傾し過ぎていたりすると、
気分が落ち込みやすくなったり、攻撃的になりすぎる事もあるかもしれないので要注意です。