慢性腎炎・腎不全の治療

腎臓が悪くなると?

腎臓は体の中の毒素や老廃物の除去、水分の調節といった、

生命を維持し、身体の環境を一定に保つ大切な役割を担っており、

腎臓に問題が起きると身体中に様々な影響が出ます。

 

何らかの原因で一度失われた腎臓の機能は、多くの場合は回復することなく、

慢性の腎不全に移行していきます。(急性の腎機能障害の場合など、例外もあります。)

 

さらに腎臓の機能が低下していきどんどん進行すると、体中に老廃物がたまり、

たくさんのカラダの不調があらわれます。

かんなり治療院で施術できる腎臓の不調は、「慢性糸球体腎炎」になります。

腎臓病とは

腎臓病にはいくつもの種類があり、原因も様々です。

ここでは大まかな分類を紹介していきます。

 

急性糸球体腎炎

溶血性連鎖球菌の感染や口蓋扁桃の炎症がキッカケで、腎臓の糸球体に急な炎症が起こり発症します。

一般的に小児に発症しやすく、蛋白尿・血尿・むくみ・高血圧が表れます。

他の腎臓病と違いほとんどは完治します。

 

急性期がすぎたあとの経過観察においても、血尿・蛋白尿等がみられ慢性化へ移行している場合は腎生検などをして原因を明らかにする必要があります。

 

慢性糸球体腎炎

蛋白尿や血尿が長期間にわたり続くもので、急性糸球体腎炎から慢性化する場合や検診で分かる場合などあります。

 

もっとも多い腎臓疾患でいくつかの種類がありますが、ここではその中でも一番多いiga腎症について述べます。

 

原因がはっきり分かっているわけではないのですが、おそらく上気道・扁桃に慢性的な炎症がおこり、本来外からの異物を除去するはずのiga(ヒト免疫グロブリン)が異物と結合し腎臓の糸球体に張り付き炎症を起こし、糸球体を破壊していくという病気です。

 

現在、現代医学で最も効果があると言われている治療法は、扁摘パルス療法という療法です。異常を起こしたiga産生してしまう口蓋扁桃を摘出し、集中的にステロイドを使う事で腎臓の炎症を止める治療法です。

 

これにより飛躍的に改善率は高まったのですが、3・4割の糸球体腎炎の方は腎臓の炎症が起きたまま、あるいは一旦炎症が消えても再発して腎不全に移行してしまいます。

 

急速進行性糸球体腎炎

数週間から数ヶ月という短期間で糸球体が破壊され末期腎不全になってしまう病態です。

中高年に多く、何かしらの免疫作用が関係しているのではと未だはっきりした事は分かっていない様です。

 

糖尿病性腎症

糖尿病の三大合併症の一つで、高血糖により腎臓にある糸球体の毛細血管がボロボロになり、血液を濾過できなくなる病態です。

 

現在、人工透析に移行する割合は糖尿病性腎症が最も多く、全体の44%ほどになります(2012年現在)

 

糖尿病と腎臓病、2つのケアをしていく事になります。

 

CKD(慢性腎臓病)とは

最近、CKDという言葉をよく聞くようになりました。

色々な種類のある腎臓の慢性的腎機能低下を、みんなが分かりやすいように、と作られた概念です。

現在、20歳以上の日本人の約2000万人がCKDと言われています。

つまり5・6人に1人の割合でCKDとなります。

定義としては、
  • 1.尿を採って、尿蛋白陽性・画像・血液などで腎臓の障害が明らかである事
  • 2.GFR(eGFR)が60(ml/min・1.73㎡)未満に低下している事。

1か2、もしくは両方が3ヶ月以上持続した状態のことを言います。

 

腎臓は沈黙の臓器と言われているため、症状として現れた時には、

すでに手遅れですぐに透析ということもあります。

 

CKDを気づかないで放っておくと、

腎不全になり透析、腎移植へと進んでいきます。

 

かんなり治療院で行なっている真体療術・小松式高麗手指鍼は、

腎不全を始めとする慢性腎機能低下などのCKDを改善、進行を遅らせることができます。

 

腎疾患は命に関わる事もある為、現在腎臓を病院で診察を受けている方のみの施術とさせて頂いております。

腎不全、慢性糸球体腎炎・CKDに対する鍼灸治療

かんなり治療院での慢性腎炎・腎不全の施術は、

小松式高麗手指鍼という手指に鍼灸を施す方法と、真体療術という整体術を組み合わせて行います。

 

まず・・・

脈診・腹診・手のツボの反応を全体的に診ていきます。

手指の腎臓に関連する場所を、入江FTというテストで反応がありましたら、その反応に応じた鍼をしていきます。

これは慢性腎炎・腎不全の施術になります。

写真の印が付いているところが、腎臓のポイントです。腎機能が低下した時の処方です。
腎臓の機能がかなり低下してしまった方は、
腎性貧血や高血圧もあるので、それらに対応する施術も行います。

その時その時のカラダの状態に合わせて鍼をしていきます。

腎不全・慢性腎炎に対する整体治療について

腎不全・慢性腎炎に対する整体治療は、
当院で行っている真体療術という整体で行います。

腎機能が低下している場合、
腎臓が下垂したり後方へ変位したりと本来あるべき所に無い事が多くあります。

腎臓の位置を正しい場所に矯正して、
腎臓を調整する操法を使い腎機能を上げていきます。

血液の質を上げるための調整法。
その他にも余分な水分を抜く調整。
血圧の調整なども行っていきます。

高麗手指鍼と併用する事でより高い効果を引き出す事ができます。

腎不全・慢性腎炎の鍼灸・整体の効果の出方

毎回の検査後、血液・尿のデータを見ながら効果の程を判定していきます。

他には当院で行う脈やツボの反応なども指標にしていきます。

人によっては、
「鍼を刺している最中から、口の中のアンモニア臭が少なくなってきた」
「いつも浮腫んでいた足が、浮腫まなくなった。」

などの効果を体感していただくこともあります。

腎不全・慢性腎炎の治療における目的

残念ながら、失われてしまった腎機能を再生するということはできません。

しかし、食事・薬物療法に加えて、高麗手指鍼・整体をすることにより、残存する腎臓機能を維持し、透析・移植という流れに進行するのを遅らせる、もしくは、そこに持っていかない事は可能です

 

慢性腎炎・慢性的腎機能低下の施術頻度・回数について頻度は血液・尿の数値によって変わってきますが、クレアチニンが正常範囲内であれば、週1回で十分です。

 

クレアチニンが2.0以上にまで高くなってきている場合には、週2回。

ひどい方であれば週3回通っていただくこともあります。

回数は、現存する腎機能の維持ということを目的としていますので、人によっては一生ということもありえます。

 

こちらも相応の覚悟をもって施術にあたらせて頂きます。

 

※重要
クレアチニンに限らず、全ての数字は良好な変化を見せますが、
腎機能低下の回復を保証するものではありません。

同じ症状で悩むお客さまの声

息子のネフローゼ症候群・iga腎炎が改善しました

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

A・S様 埼玉県 40代女性 主婦

 

いつもおせわになっております!!お若いのに先生の頑張りには感服致します。

実は私、若い頃に不妊で悩み、子宝鍼を受けていた事がありました。

結果めでたく授かる事ができました。

 

鍼にはとても信頼を持っていましたので、息子の病気(iga腎症)が判明した時、

真っ先に鍼治療を検索し、お世話になろうと決めました。

 

これは効果がありそうだと!!感じた予感通り、ここ迄良い状態に持ってこれたのは、

先生の御陰です。

ありがとうございます。

 

あと少し、寛解まで頑張って通院させて頂きたいと思います。

 

長いお付き合いになるかもしれませんが、

息子と一緒に頑張ります。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

かんなり治療院に巡り会えて良かったです。

関連記事