腎不全の治療をして思うこと

鍼灸で腎不全の施術?

通常ではあまり考えられないかも知れません。

 

しかし、今までは食事・薬だけでは数値が上昇傾向、もしくは変化なかったけれど、
鍼灸治療を始めてから少しずつ数値が下がってきた・数値が上がらなくなった。

という方はたくさんいらっしゃいます。

その様な場合は鍼灸だけの効果ではなく、今までの腎臓のケアに鍼灸が入ることにより、これまで行ってきたケアがうまく回り出すのではないかな〜とも感じています。

 

ある時、病院からもう透析の準備しておいたほうがいいね、と言われて慌てて当院に駆け込む方もいます。

その様な方の場合、クレアチニンが6~8~10という方も少なくないです。

正直、すでに透析になっていてもおかしくない数値なのですが、
病院によっては経過観察・・・という判断の場合も結構あります。

当院ではそこまで数値が高い場合は、正直にお話をさせていただいて、
本当に鍼灸を受けるか・・・しっかり確認をとってから施術いたします。

 

その様な高い数値の方でも、集中的に施術を行なっていった結果クレアチニンが降下していくこともかなりあります。

しかし数値が下がっても、次の医師の診察で透析に・・・という話も。

実際、クレアチニンがかなり高い数値の場合、急激に体調が悪化してしまい命に関わることもあり得ますので、数値が高い方の場合はシャント手術をするなど、リスクヘッジは必要な処置だと思いますし(最悪の状態の場合すぐにでも透析ができる様に)、医師の指導には従ったほうが良いです。

 

常々思うのですが、クレアチニンが上記ほど高い数値でない時にきていただくと、
もっと腎機能維持できるのにな〜、と思ってしまいます。

特に糖尿病性腎症は数値が一気に上昇していく傾向が見受けられますので、
糖尿病の方でクレアチニンが2以上になっていたら、治療を受けていただくのが望ましいです。

 

みなさん、ギリギリにならないとなかなか動かないですからね

早め早めです。

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