M・A様

M・A様が当院に来院された経緯
胃の調子が悪い状態が長い間続いていて、ネットで慢性膵炎のことを知る。
その後、膵臓を診ることの出来る消化器内科へ行き診察を受ける。
血液検査に異常はないので、膵炎かどうか疑わしいね、との事。
しかし、自身では膵炎の様だと考えて、
東洋医学で膵炎の背術を行なっている当院へ。
●初診
2017年 10月12日
自覚症状)
腹部と背中に重い様な痛みがあるとの事。
食後に特に出やすい。
他覚的所見)
猫背も強く、頚椎の変形も見られる。
腹部の反応はそこまで顕著な反応は無し。
治療方針)
治療はまずは身体のねじれ歪みをある程度改善することに。
歪みが改善されることで、膵臓をはじめとする内臓の位置が安定し、
症状改善を試みる。
施術)
オウダ・サンシハン・骨盤捻転〜体のねじれの調整
肝腎打ち込み法
膵臓調整
手指鍼)
左手〜脾正方 胃勝方 腎正方 F19(膵臓点) A12(胃点)
●2診
同様処置
前回施術後、症状がかなり軽減されている。
本来は内科系の症状の場合、
体の状況を安定させるため3ヶ月の治療期間が必要であるが、
本人の希望のため2診で終了。
●3診
2018年 5月30日
かんなり治療院のブログを読んで、山王病院の伊藤鉄英先生のところに診察を受けたと電話がある。
また当院の膵炎の鍼灸・整体を希望される。
自覚症状)
腹部、背部の違和感
他覚的所見)
猫背++ 側弯+
腹部反応は正中線上、任脈ラインに反応多い。
施術)
ねじれ歪みを整えてから、
内臓の調整へ。
●4診
2018年 6月19日
膵臓のMRIを受ける。
早期慢性膵炎との診断。
施術)
オウダサンシハン骨盤捻転〜体のねじれ調整
骨盤の調整中に、胃・腸・胆嚢がギュルギュル音がする。
伏臥位で胸椎のねじれを調整。
体鍼〜印堂 左公孫 左フクリュウ
内臓がより動き出す。
手指鍼〜脾ー 心包ー 胃+ F19
術後お腹と背中がすっきりしたとの事。
骨格の調整を念入りに継続していく。
特に側弯があると、女性の場合は膵臓に関係している方が多い様である。
早期慢性膵炎ということもあるので、
福岡の膵臓の名医の治療と、
東洋医学と整体でこの先もっと改善していけると感じる。