膵炎症例2 飲酒から再入院を繰り返す患者様

K・M様 40代 男性

 

初診2013年 5月13日

 

2012年の7月に背部に強い痛みが出て、アルコール性急性膵炎発症。

病院を受診後そのまま入院。

2013年の4月に再発、入院。

 

このまま入退院を繰り返して病状が悪化するのを心配して、

現代医療以外の方法を探して当院へ来院。

 

主訴〜膵炎からくる腹部の痛み、背部の痛み

病院検査

アミラーゼ:200

エコー:膵体部仮性嚢胞あり

CRP:0.1

薬:フオイパン10mg パリエット10mg

喫煙: 1箱半〜2箱/日

アルコール:基本飲まない様にしているが、たまに飲んでしまう

 

 

 

〜処置〜

膵炎からくる上腹部〜左脇腹〜背部の痛み緩和と血液検査の数値の正常化を目的とした施術を行う。

手:脾熱法・脾勝法、腎正方、胃正方・寒法、大腸勝法〜脈、腹、手の反応に応じて変化、膵臓・胃の相応点に多鍼。

 

〜経過〜

3回施術で腹部、背部の痛みかなり減少。

6月10日に施術開始してから初めての検査→アミラーゼ270(知り合いの披露宴でお酒を飲む)

 

という風に施術で症状は軽快していくが、飲酒をしてしまう為に血液検査の数値が下がりにくい。

それでも継続治療をしていく事で、アミラーゼの数値も正常に、腹部・背部の痛みも完全に消える。

 

ただ、状態が良くなり、治療間隔を月1回などのメンテナンスに移行すると、

飲酒などにより、腹部・背部の痛みが再発。入院を繰り返してしまう。

 

禁煙も中々出来ないようである。

 

〜考察〜

アルコール性膵炎の患者は、それにより膵炎の再発リスクが非常に高くなるという事。

強い痛みを伴う炎症を繰り返す事により、膵臓の組織の破壊はドンドン進んでいくという事。

膵臓癌にかかるリスクも増大する事を理解しておくべきである。