東洋医学の脾臓と膵臓

鍼灸で糖尿病・膵炎の治療をする際、必ず使うツボの流れ(経絡・気脈)があります。

それは脾臓の経絡・気脈です。

 

「あれ?膵臓ではなく脾臓なのか?」

「膵臓が悪いのに脾臓の治療するなんて、どういうこと?」

と思う方も多いかと思います。

 

現代医学(解剖学的)で言う脾臓とは、左の上腹部にあり、上方は横隔膜に接し内側は左の腎臓と接している。前方には胃が存在する。肋骨の下に隠れており通常は体表からは触れない。

という位置にあり機能としては、

・造血機能(血液を作ります)

・免疫機能(外から来る悪いもの[ばい菌・ウィルス]からカラダをまもります。)

・血液の破壊(古くなった血液を壊します)

・血液の貯蔵

があります。

 

対して、東洋医学で言う脾臓とは、

消化器系(胃・小腸・大腸)を統括し、食べ物から栄養を取り出し、

カラダに必要な氣・血・水を作り出す機能があります

 

つまり、何が言たいかというと、

東洋医学の脾臓は、現代医学での脾臓と膵臓を含めたものであろうと言う事です(一説によれば)

実際、脾臓の経絡・気脈を使って治療すると病気も改善していくので、臨床上間違ってないのであろうと考えられます。

脾臓の経絡・気脈を使って、糖尿病・膵炎の治療をする際、その時その時の体の状態により使うツボは変わっていきますので毎回同じ施術という事はありません。

東洋医学で言う脾臓の治療をするという事は、現代医学で言う膵臓と脾臓の調整になるということです。

インスリンなどのホルモンの調整をする内分泌機能や消化を助ける外分泌機能、造血・免疫の強化になります。

 

参考動画もありますので視聴してみてください。