冷えの話vol.1

ここ数日気温の差が激しいですね。

30度近い気温かと思えば、10度~15度低い気温になる。

こんなときは体調を崩しやすいもの。

カゼもひきやすいですよね。

気温が急に下がることにより、体温が下がると白血球の活動が鈍り、免疫力が低下します(1度下がると30%低下すると言っているお医者さんもいますね)。

すると、人間の身体にいる常在菌が調子に乗ってきて、どんどん数を増やしていきます。結果、カゼを引いてしまう。

まさに冷えは万病の元。

鍼灸では、冷えが原因と考える症状には、身体を温める効果のあるツボを使ったり、ダイレクトに温める効果のあるお灸を使います。

ぞくっぞくっとして、カゼの引きはじめかも・・・という時ご自身で簡単にできる方法を紹介します。

ドライヤーの温風を、首を前に曲げたときに出っ張る骨の辺り(大堆というツボ)に10秒かけて少し休む、またかけてと首から背中がじんわり暖まるのを目安にかけてみてください。そのまま治ってしまうことが多いですよ。

注意:あまり近づけすぎたり、長時間かけすぎると火傷の原因になるので気をつけてください。なお、糖尿病などで知覚障害のある方は行わないでください。