高麗手指鍼の話vol.3

今回は、症例を紹介します。

Y.Mさん 男性 10代後半

右ひじ内側痛

去年の夏に部活の野球で投げ込みすぎて発症。

医師の診断では内側側副靭帯損傷との事。

現在も大学の野球部に在籍しているが、投球が痛みのため困難。

 

治療

高麗手指鍼、一般鍼灸、整体、テーピングの複合治療で治療。

高麗手指鍼は、右のひじに相応する薬指の部位に20本。東洋医学で言う肝臓と小腸の経絡に、自己治癒能力を上げるための鍼を数本。

右ひじ内側の靭帯部分にカラダに刺す鍼を6本程刺して鍼に電気を流して20~25分置いておきます。

その後肘の整体をして、効果を長続きさせるためにテーピング。

以上で治療終了。

 

2回施術しましたが、軽く投球しても痛みがなかったとのこと。

今後も治療継続。

 

高麗手指鍼と一般鍼灸を組み合わせると、靭帯損傷や半月版損傷(グレード1)などの、普通の鍼灸では効果が出しづらい疾患も、比較的早く症状が改善していきます。