氣ってなんぞや? その3

こんにちは!

武蔵野市の鍼灸・整体「かんなり治療院」の院長の神成です。

今回は、「氣」の生理作用についてお話しますね。

「氣」は、栄養・推道・温ク・防御・固摂・気化の6つの作用があります

ⅰ)栄養作用:氣は人体を構成する物質の1つであり、食物などから得た栄養を含んでいるため、人体の各部を栄養することが出来ます。これは前述した営氣に強く現れる作用です。これを「栄養作用」と言います。

ⅱ)推道作用:推道には「推進」とか「促進」という意味があります。氣は臓器の機能を促進したり、血液や経絡・気脈(エネルギーの流れ道)の流れを推進させる作用を持っています。これを「推道作用」といいます。

ⅲ)温ク作用:一般に、人体における種々の活動は冷えると減退し、温めると増大します。氣は温性が強いので、体温を維持したり、臓器組織を温めてその活動を促進する事ができます。

これを、「温ク作用」といいます。

ⅳ)防御作用:氣は体表を保護し外邪(外部から入ってくる有害な物)の侵入を防ぐと共に、侵入してきた外邪と闘争する機能を備えています。前述した衛気に強く表れます。これを「防御作用」といいます。

ⅴ)固摂作用:氣には人体を構成する物質が体の外に必要以上に流出しないよう、とどめようとする力を持っています。これを「固摂作用」といいます。

例えば、この作用が低下すると、婦人科の不正出血やにょうの排泄量の制限が出来なくなります。

ⅵ)気化作用:氣は人体を流れる血液から尿を作ったりするような、物質を他の物に

変たり、カラダの代謝を行います。これを「気化作用」と言います。

以上が「氣」の6つの作用となります。

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武蔵野市の鍼灸・整体「かんなり治療院」

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